2025.1.26
本物は直る!
という変なタイトルで始まりましたが、
本物の素材は直すことが出来るというお話です。
例えば、
頂き物のB3ジャケットですが、
当然本物のシープレザーなわけです。
色褪せてしまっているのですが、
補色クリームで直せれるのですよ。
写真で解りづらいのが難点ですが。。。
ただこれがフェイクレザーだったりすると
補色は元より
既にひび割れて着れない状態でしょう。。。
靴もそうですよね。
買うときには安いブーツの方が魅力的にみえる商品もありますが、
安いブーツのソウルは交換が難しい場合もある。
その点では
レッドウイングやウエスコなんてのは
レザーもしっかりしているので
ソウルの交換も容易。
一過性の安いものにも一長あり
流行に乗れてワンシーズンで買い替える事が出来る。
しかし家はそうはいかない。
レザーで例えるなら
本革かフェイクか。
フェイクは安くて値段の割に造りがしっかりしているものも
あると思いますが。
やはり長持ちはしないですよね。
家は長持ちさせねばならない。
そいういう意味では
本革がよいと思うのですよ。
改めてこの30年前のB3ジャケットを見てみると
造りが良い意味で雑。
しっかり造っているところはあるのですが、
オーバーホールしやすいように縫ってある。
リメイクしやすいように造ってあるわけです。
家もそう。
本物を使いつつ
リメイクしやすいように仕上げを抜くところは抜く。
これに尽きるのではないかと。
ジャケットも靴も、家もそうだろうなぁと思う今日この頃でした。