2013.3.09
本日は住宅ローンについてです。
注文住宅をお考えの方は、避けては通れない住宅ローン。
まず最初に、いくら借入出来るのだろう?金利はいくらになるのだろう?どんな返済計画を立てるのが良いのだろう?無理なく返済できるだろうか?
と不安は多くあると思います。
まず最初に「いくら借入出来るだろう?」ですが、銀行によっても異なるのですが、まずは勤続年数が3年以上と定めている銀行が多いように思います。これは銀行が保証会社に審査を出すうえで安定した収入があることを勤続年数で見ているようです。
続いて、その他にローンが有るのか無いのか。これで借入出来なくなる訳ではないのですが、少し不利になることが多いです。その他の借入(車やクレジットカードの高額なリボ払い等)は住宅ローン返済額に上乗せして計算されますので、お借入しようとしている金額の減額。という事が起こる可能性が多くなります。
続いて、銀行が判断する借入限度額の簡単な計算ですが、返済年数を35年として、返済額がご収入の≒35%で計算されることが多いようです。当然銀行によっても変わってきますし、大きな要素として土地の評価額や建物の評価額も関係してきますので、一概には言えません。
資金計画編でお話ししたように、https://www.yaeseizai.jp/wp/blog/1280.html一般的には、返済比率はリノベーション(リフォーム)の場合は、ご年収の20%。新築の場合は25%。と言われています。
経験からすると、実際はリノベーション25%。新築30%。くらいに抑えておくのが望ましいと思います。
続いて「金利はいくらになるのだろう?」ですが、こればかりは様々です。一番良いのは、我々プロに相談していただくのが良いのですが、そこまでは。。。と言われる方は、インターネット等で銀行の金利が出ていますので、それを閲覧していただいて、比べていただくのが最善です。しかし今現在(2013/3/9)の金利の動向は、少々下がり傾向にあるのでは?とみています。
消費税の駆け込み需要もあり、各銀行が多種多様なプランを用意しています。職業柄、住宅ローン専属の行員さんとお話しする機会が多いのですが、今後びっくりするほど金利が上昇する可能性は少ないと皆さん口を揃えて言っておられるので、確かに今が建て時かも知れません。
「どんな返済計画を立てるのが良いのだろう?」ですが、僕はお施主様の返済計画をご一緒に組み立てる際に常々アドバイスしているのが、月々の返済金額+α(預金)を考えて下さい。とアドバイスさせていただいています。
というのも家は建ててゴールではなく、建ててスタートなのです。どうしてもメンテナンスの時期が来ます。
例えば、10年固定で月々2万円を預金されたら、10年で240万円となります。そうすれば、家のメンテナンスに回せますし、繰り上げ返済も可能になります。このように繰り上げ返済やメンテナンスの事を考えた返済計画を立てるのが望ましいでしょう。
但しこれも一概に全てのお施主様に当てはまるわけではないので、しっかりお打合せさせていただいてアドアイスが出来れば、ベストです。
注文住宅はしっかり返済計画と資金計画を練ったうえでスタートされることをお勧めします!!