2013.3.08
本日は現場レポートではなく、資金計画について少々お話しようと思います。
まず家を建てたい!!と思い立ったらまず、気になるのが住宅ローンはどうすれば??いくら借りられるの?いくら借りればよいの?
と皆様が不安に思われることだと思います。
まず無理のない返済額からお話ししましょう。
一般的には、返済比率はリノベーション(リフォーム)の場合は、ご年収の20%。新築の場合は25%。と言われています。
営業マンを昔していましたので、経験からすると、実際はリノベーション25%。新築30%。と少し高めの返済比率が多かったように思います。
但し、後者の高いパーセントは土地から購入される方がほとんどですので、土地をお持ちの方は前者のパーセントが望ましいと思います。
おおよそ返済金額の目途が立ったところで、資金計画を組み立てるのに必要なのが土地以外に諸経費や本体とは別の工事があるとこです。
土地の金額+建物の金額以外に本体とは別の工事や諸費用がかかってきます。
まずは本体とは別の工事ですが、
◎お庭の工事(外構工事)≒1,000,000円
※外構工事は土地の広さもそうですが、団地規約がある場合などで異なります。
◎居室照明(照明器具の予算)≒250,000円
※予算取りですので増減はあります。
◎カーテン工事(カーテンの予算)≒250,000円
※予算取りですので増減はあります。
◎地耐力調査費用(地盤補強の有無を調べます)75,000円
※地盤は建物の瑕疵に含まれません。ですので地盤補強をする必要が有るのか無いのかを調べる必要があります。地盤に体力があれば良いのですが、無い場合ですと≒500,000円~≒1,200,000円くらいかかることもあります。
◎その他
既存建物があれば解体費用
地盤調査に基づく補強工事
下水の無い地域は浄化槽
上水の無い地域は井戸
上水の引き込み
と本体以外の工事はざっと計算しても、≒1,750,000円となります。
つづいて諸費用ですが、
◎施設設備納付金≒131,250円
※水道や下水道のメーター代です。広島市の場合は新設内径20の場合で、
市街の場合はその市区町村で定められた金額があります。
◎登記費用(土地・建物)≒500,000円
※土地を購入・建物を新築した場合、登記をする必要があります。
但し借入金額等により金額が変わる場合があります。
◎収入印紙(土地・建物)≒70,000円
※土地や建物の契約金額にもよりますが、大きな収入印紙の金額です。
◎つなぎ利息≒250,000円
※建物の着工金・中間金を買い入れする利息です。このつなぎ融資には元金は含まれず
利息のみの金額です。また銀行により金利が異なります。
◎火災保険≒500,000円
※請負金額や建物の規模、構造により価格は増減します。
銀行は借入期間35年なら35年分一括での支払いが原則です。
この参考金額には、地震、家財は含まれません。(地震・家財は保険会社にもよりますがおおよそ5年の掛け捨ての場合が多いようです。)
◎ローン手数料≒52,500円
※地方銀行、都市銀行などで手数料は様々です。この場合は地方銀行です。
◎確認申請費用≒58,000円
※長期優良や、フラット35の場合は異なります。
◎不動産手数料 (土地売買代金×3%)+6万円+消費税
※200万以下の場合いは(土地売買代金×5%)
200万~400万以下の場合は(土地売買代金×4%)
それ以上が(土地売買代金×3%)
◎その他
フラット35の場合
手数料
保証料
団信料
不動産手数料は計算に入れていないのですが、諸経費で≒1,561,750円になり、
土地建物以外に、≒3,311,750円かかるのです。
そして住宅ローンの原則は、諸費用は自己資金(頭金にて)が原則です。
但し全てこれにはまるわけではありません。
ですので、我々プロが、建物のプラン(図面)をたててる前に資金計画をお作りして、予算の目途を立てて
その予算内でプラン(素面)をかくのです。
もし気にされている方は、当然無料ですので、ご相談ください。
有限会社 八重製材所
〒731-1533 広島県山県郡北広島町有田5 Tel 0826-72-2354 Fax 0826-72-2431
E-mail: info@yaeseizai.jp